ー 土とともにある癒しの知恵 ー
「疲れが取れにくい」
「体が重く、巡りが滞っている感じがする」
「心まで張りつめてしまう」
現代の生活は便利になった一方で
自然のリズムから切り離され、
心身にさまざまな負担を抱える方が増えています
そんなときに思い出したいのが
日本人が昔から大切にしてきた
「土と癒し」の知恵です
日本には、火山が生み出した豊かな土と温泉があります
昔から人々は「土」や「湯」に癒しを求めてきました
湯治
東北や九州の温泉では
長く滞在しながら療養する「湯治」が行われてきました
火山の土からにじみ出たミネラルに体をゆだね
疲れをゆっくりと溶かしていく
それは病気のためだけではなく
日々の暮らしを整える時間でもあったのです
クチャ
沖縄の女性たちは
「クチャ」と呼ばれる海泥を髪や肌に塗り
潮風や日差しのダメージをケアし
潤いや透明感を取り戻してきました
クチャの粒子が
余分なものを吸着するとともに
肌を修復し
海と大地の力が
女性たちの健やかさを支えていたのです
また、海でクラゲに刺された時にも
クチャを使って治癒をしてきました
赤土や白土
産後の女性は
赤土や白土を身体に塗って
火照りを鎮めていたそう
そんな民間療法も日本各地に伝わっています
「土が熱を吸い取ってくれる」
そう信じられ
暮らしの中で大切にされてきたのです
お土様
大本教では
「お土様(おつちさま)」と呼ばれ
「土はすべての命を育む根源である」
と大切にされてきました
そんな信仰は
暮らしの中で土に感謝し
神聖視し
人々が自然とともに生きていた証でもあります
「土とともに生きる知恵」
クレイケアは、そのようなものなのかもしれません
それは単に物質的な作用だけでなく
人がずっと受け継いできた
「土とつながる記憶」もまた
心身を深くゆるめてくれるのかもしれません
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