ナイル川の肥沃な大地とともに栄えた古代エジプト
その医療と美容の中心にも、粘土=クレイはありました
紀元前1550年頃に編纂されたとされる
エジプトの医学書 「エーベルス・パピルス」 には
約700種類以上の薬草・鉱物・動物性素材を用いた処方が
記録されています
その中には
粘土を用いた療法も記されています
創傷処置として
「もし傷口が腫れて熱を持つときは
粘土を蜂蜜と混ぜ、患部に塗布せよ。
これにより悪きものを吸い出し
膿を鎮めるであろう」
下痢や消化不良に対する粘土の服用として
「もし腹が動きすぎ
食物が留まらぬときは
粘土を水に混ぜ
ビールと共に飲ませよ」
歯磨き粉としても
乳香、蜂蜜、粘土、檳榔樹の実の粉末を
練って作ることが書かれていました
クレイを水やはちみつ
ハーブなどと混ぜて用いていたようです
また、膿を吸いだすものとして
ミイラ作りの際にも
腐敗を防ぐために
粘土をミルラやシダーウッドなどのハーブ
はちみつとともに使用していたことも
分かっています
プトレマイオス朝最後の女王 クレオパトラ7世は
医術と美容法に長けていた人物として伝わります
医師たちを王宮に集めて研究をさせていたとも言われ
粘土や鉱物を用いた美容法や医療法を
積極的に取り入れていました
ナイルの泥を使って入浴をし
顔にはクレイパックをして美貌を保っていたと知れていますが
クレオパトラの美容習慣は
医学的な効能を兼ね備えた実践だったのではないかとも言われます
また、神殿の儀式では
「土からの再生」 を象徴するために
白や赤の粘土で身体を塗る習慣もありました
エジプトでもまた
粘土の色ごとに意味が与えられていたようです
赤土は
生命力・太陽・血の象徴
戦士の装飾や守護の色として
緑土は
豊穣と再生
ホルス神の目に塗られる顔料として
黄土は
太陽神ラーと結びつき、神聖な儀式のときに
白土は
浄化と清らかさの象徴
ミイラ作りの防腐処置や、神殿の壁装飾
呼吸器系の浄化にも用いられました
エジプト人にとって粘土は
傷の治療や感染症の予防
消化器系の不調の改善に用いられ
今でいう吸着・吸収・ミネラル交換などの働きを
古来から活用していたことがうかがえます
現代エジプトでは
温泉療法としてのヘルスケアや
デッドシー・クレイや
ナイル・マッドなどを用いたスパを中心に
クレオパトラが愛し美容のためのクレイとして根付いています
古代エジプトではクレイは
宗教的象徴・医療・美容が交差するものだったようです
実際の医療実践として医学書でも確認できる稀有な存在でした
古代から続く「大地の知恵」を、あなたの暮らしにも取り入れてみませんか?
「クレイの世界へようこそ」
怪我のケアにはクレイは大活躍してくれます
息子がまだ小さかった頃は
グリーンイライトでの怪我ケアが
日常茶飯事でした
よく一緒に遊んでいた
友だちの間でも
クレイは当たり前のケアになっていたので
公園で怪我をした子は
「絆創膏ない?」
みたいな感覚で
「誰かクレイ持ってきてない?」
とママたちに寄ってくるが
とてもかわいかったです
蜂やブヨに刺されてしまったときも
毎回クレイパックは大活躍でした
腫れの引きも
痛みも痒みも
皮膚の再生力も
クレイパックとをしたかしないかでは
大違いなのです
蜂に刺されてしまったときも
ブヨに40か所以上刺されてしまったときも
クレイを知っていなかったら
きっとパニックだったと思います
「クレイの世界へようこそ」では
症例別のケアの方法も
学んでいただけます